おでんは好きですか? 暑さもひかない9月からコンビニにはいればおでんのにおいがするのですから、おでんは日本人の秋冬に根差した定番料理なのでしょう。
そんなおでんですが、その定番もよってずいぶん差があります。場合によっては「これがおでん?」と他地域の人が見たらびっくりするようなものも。
今回は各地域のおでんを集めてみました。おでん、食べたくなりますよー。
北海道
北海道では山菜や魚・カニ・貝などがたっぷりはいるのが特徴です。だしは昆布です。
また揚げかまぼこなどを水でゆで、ショウガ風味のみそだれをつけて食べるタイプもあります。

東北
青森でもつぶ貝などの貝類が入ります。
しょうがみそだれをつけてたべます。
仙台では、焼き干しと昆布でつくるだしを使います。

関東
浅草がおでん発祥の地と言われています。
関東のおでんといえば「ちくわぶ」ですね。
他地域では「ちくわぶ」を知らない人も多いでしょう。ちくわぶは小麦粉を塩と水で練ってゆでた食品です。

中部
静岡おでんが有名です。牛スジと醤油ベースのだし汁です。
このあたりで人気の具材ははんぺんです。
具材には「だし粉(削り節)」をかけて食べます。

長野飯田市ではねぎダレをかけて食べます。
ねぎダレの作り方をマスターすればおでんは、お住いの地域の味でOK。飯田おでんが味わえますよ。

富山県は塩、昆布、かつを節でだしを取ります。
あんばやしという(細いこんにゃくを串に刺したもの)が特徴的です。


東海
東海といえば、愛知県の「味噌おでん」ですね。名産八丁味噌をいれてこんにゃくなどの具材を煮込みます。
八丁味噌はおでんのほか、味噌煮込みうどんや、味噌カツなどににも使用され、大変人気です。

関西
醤油ベースで練り物や大根を煮込んだおでんが中心ですが、兵庫県姫路市では「ショウガ醤油」につけて食べます。

中国 四国
香川県では、おでんに辛子味噌や白みそをつけて食べます。
うどん屋さんでもおでんが提供されており、サイドメニューとして定着しています。


九州・沖縄
福岡が鶏ガラでだしをとったり、鹿児島は甘い味噌風味だったり、バリエーション豊かです。
沖縄では、豚の骨付き肉や、豚足などがおでんの具として人気です。


まとめ
そのほかにも おいしそうな具材は全国各地にあります。
旅行で訪れた地で「おでんを食べる」というマイルールを作るのもたのしいかもしれませんね。ご当地の高級料理を食べ歩くよりお財布にも優しそうですし。