もうストローは使わない?!マイクロプラスティック問題ってなに?

生活

近年、世界各地で「飲み物にプラスティックストローを使わない」「ストローの使用を禁止する」といった動きがみられます。

日本でもレジ袋が有料なスーパーが増えましたね。
あれは「プラスティック製品の使い捨てを減らすため」です。

ストローをはじめとするプラスティック製品の何が問題なのでしょうか?今後日本でもこう言った動きは加速して、わたしたちの生活に影響はあるのでしょうか。

マイクロプラスティック

プラスティック製品が問題視されている理由は、マイクロプラスティックによる海洋汚染が進んでいるからです。
マイクロプラスティックとは小さいプラスティック片のことです。

ストローなどプラスティック製品が海に投棄され壊れて粉々になって小さくなっていくこともありますが、そのほかに、洗顔料、歯磨き粉、化粧品の中にもプラスティック(合成ポリマーと言われるものです)が使われており、それらがそのまま海へ流れます。
また衣料品の化学繊維からプラスティック繊維がほつれ出ることもあります。

マイクロプラスティックの海洋汚染

海水の中に混ざりこんだマイクロプラスティックは目に見えません。
そのまま魚の体内に残ったり、海水を原料とする塩の中に混ざったりして、人間の口の中に入ります。

プラスティックは耐久性が高いので、さまざまな生活用品に利用されていますが、その分、分解されにくく半永久的に海中に滞留します。

そのため多くの海の魚、海鳥の体内からプラスティックが見つかることになるのです。

生物への影響

プラスティックの生物への影響としては、まず「のどや胃が詰まる」被害があります。
観光地などで放し飼いにされている動物、動物園の動物などの体内からプラスティック製品が見つかり、それらが胃やのどが詰まったことが死因であった例もあります。

また海鳥の中には小さなプラスティック片でものどを詰まらせてしまうものもいます。

さらにマイクロプラスティックは有害物質を含有している、付着させている可能性もあり、長年経口摂取すると体内に有害物質がどんどんたまっていきます。

プラスティック自体は食品と一緒に食べても便として排出されますが、このままどんどん地球上のプラスティックゴミが増えていくと人体に害を及ぼす有害物質が出てこないとも限りません。

今後の動き

インドでは2022年までに使い捨てのプラ製品を全廃する宣言が出されました。
フランスでも2020年以降、使い捨てのプラスティック容器が原則禁止になります。
その他の国々でも規制の動きはでており、日常生活に影響を与えそうです。
また国だけでなく企業でも、スターバックスやマクドナルドがプラスティックストローの使用をやめる方針を示しています。

まとめ

袋や容器は紙よりプラスティックのほうが扱いやすくて便利ですが、自分たちの命を危険にさらしてまで使おうとは思いませんよね。

これを気にもっと便利で安全な素材が開発されるかもしれませんし、安全で便利な未来を夢見て、使い捨てプラ製品をなるべく使わないエコライフを実践しましょう。