配偶者の死後、義理の実家と縁を切る方法2つ

生活

配偶者のことは愛しているけれどその両親とは不仲で、もし夫に先立たれたら他人に戻りたい。こういう場合、どうすれば良いか知っていますか?

気が合わない程度なら我慢することができても、借金などのトラブルを抱えている親族がいるなど困った理由があれば、早急に関係を解消したくなりますよね。

最近は死去したは夫との婚姻を解消する妻が増えています。もちろん反対の場合もあります。仕事も配偶者の実家と付き合い続けるのは嫌だ、と思う場合は、検討してみてください。

亡くなった配偶者と縁を切りたい理由

まず第一に、相手が亡くなる前から夫婦仲が悪かったという場合があります。

すでに別居中だったり、ほとんど会話がない状態で離婚届けを出しそびれているうちに、配偶者がなくなってしまったら、そのご配偶者としての役割を全うし続けるのは難しいでしょう。

夫婦仲はよくでも、義両親や相手の親族と上手くいってない場合もあります。
配偶者の死後は親戚づきあいを続けたくない、介護したくない、というときに婚姻解消が検討されるようです。

姻族関係終了届

姻族関係終了届という用紙が役所にあるので記入して提出します。

これは残った側の配偶者が自分で決めるだけでよく、死去した側の親族に許可を取る必要はありません。

また死去してから何か月以内といった期限もないので、何年か経ってから提出することも可能です。

また残された配偶者には義親族の扶養義務が発生するときもあるので、扶養したくない場合は姻族関係終了届を提出しましょう。

復氏届

復氏届も役所に用紙があるのでそれに記入して提出します。

こちらは婚姻前の戸籍に戻るか、もしくは新しく戸籍を作ることができ、姓を旧姓に戻す届です。

配偶者の死後、自分がまた再婚する可能性がある場合は、一度元の姓に戻しておくことをおすすめします。

こちらも提出期限はありません。姓を変えると運転免許証や銀行口座などさまざまなものの名義変更が発生するので、配偶者の死後の落ち着かないときに届を出すのは控えたほうが無難です。

また復氏届で変更できるのは残された配偶者だけです。

残されたのが妻で復氏届を出した場合、子どもたちは「夫の戸籍に入ったまま」になるので子どもの姓を変更し、戸籍を同一にするためには、妻は新しい戸籍を作り、家庭裁判所に子の姓を変更する申立書を提出ことになります。

お墓だけ別にしたい場合

残された妻に経済力がなく、義実家で暮らしているけれど「お墓は別にしたい」という場合は普段から希望の埋葬方法を周りに知らせておきましょう

。貯金もなく「新たな墓を建てたい」というのはムリでしょうが、自分の貯金でまかなえる永代供養墓を探しておく、実家の墓の管理者に話をつけておくなどして遺言にしたためておくと良いでしょう。

しかし「身内をどのように埋葬するか」は法律で定められているわけではなく、希望の埋葬方法を選択しなかったからといって罰則があるわけではありません。
自分が希望通り埋葬してもらえるかは、ひとえに義実家の良心にかかっているのです。

親族の中で特に信用できる人に頼んでおくのが確実です。
もし義実家を嫌っていたとしても誰か一人を選んで仲良くしておき「最期の望み」はかなえてもらえるように努力してください。

まとめ

冠婚葬祭の折には「結婚とは本人同士だけのものではない」という言葉を実感しますね。

ましてや結婚相手が亡くなったとあっては、そのあとの家族の在り方について考えざるを得ませんし、残された側の、残りの人生にも大きな影響を与えます。

戸籍や姓に関してはいつでも変えられるので、あせらずゆっくり考えるようにしてください。