あなたのSNSは大丈夫? 写真のトラブルを防ぐポイント

生活

カメラ付き携帯電話の普及とSNSの人気によって、誰でも見ることができるインターネット上に自分の写真をアップする人が増えた現代社会、中にはトラブルになっているケースもあるようです。

カメラのマナーやモラルを学ぶ前に、携帯電話・スマートフォンを持つようになり、「みんなもやっているから」と深く考えずに写真を公開して問題となっている場合が多いようです。

今回は「写真好きのための法律&マナー」(吉川明子/朝日新聞出版)を参考に写真を撮る際に気を付けるべきことをまとめました。

みんなが気持ちよく、写真やSNSを楽しめるようにマナーと知識を身に着けましょう。お友だちや、特にスマホを持ったばかりの子どもにははじめにきちんと教えてあげて、トラブルを未然に防ぎましょう。

基本的に撮影OKな場所

誰もが通行できる公道、街中は撮影OKです。
また個人の住宅などを公道から撮るのも(室内の様子などがはっきりみえなければ)良いそうです。

ただ、法律的にOKなのとご近所づきあい的にOKなのとは別ですよね。

家の近所の路上で写真をとり「公道から外観を取るのは法律違反ではありません」といったところで、その写真に写っていた家の人が嫌がって撮影者の悪口をいいふらし、その町内にいづらくなってしまうこともあるかもしれません。

SNS内で攻撃されることもあるかもしれません。そうなったらどちらが法律的に正しいとか正しくないとはいっても仕方がないですね。

個人宅、個人の所有物などはたとえ撮影OKの場所で撮影の可否を確認してからの撮るほうが良いでしょう。

商業施設は管理者が決めます

個々のお店やショッピングセンターなどはその管理者が決定します。レストランで出てきた料理を撮影してインターネットにアップしていいかどうかは、店の主人が決められるのです。

ですから本来なら「撮影して良いですか?」とひとこと声をかけるのがマナーです。

ただ最近ではテーブルにSNSのアカウントや店名のハッシュタグを掲示して「このタグをつけてアップしてくれたらサービス」といった取り組みをしている店舗もあります。そういうときは、おいしそうな写真をどんどん公開してあげましょう。

飲食店以外の店舗は要注意

飲食店でおいしそうな写真を撮って公開することはお店の宣伝にもなりますから、歓迎されるところが多いのですが、要注意なのは、ファッション系や書店です。

服屋さんは、撮影禁止のところが多いです。
間違っても試着して写真を撮るだけで帰ったりしないでくださいね。

意外に知られていないのが書店です。
「お気に入りの新刊が出た!」という時、思わず平積みの写真を撮りたくなりますが、書店内での撮影は、禁止か、店員付き添いのもの枚数制限ありなど、やや厳しめです。勝手に取らないようにしてくださいね。

ショッピングモールの場合、モール全体でルールが決められていることもあります。
そのお店の対応が厳しいからといってお店を恨むのは筋違いです。

寺社仏閣も管理者の指示に従って

寺社仏閣などの歴史的建造物も施設管理者が撮影の可否を決めます。

宗教的理由や、混雑防止のためなどで、撮影を制限している場所があったり、時期的にNGにするなど、時と場合によって対応が変わってくることもあるので、都度、張り紙などを確認するほうが良いでしょう。

友人、友人の子ども、子どもの友人

とにかく一番トラブルのもとになるのが、友人関係ですね。

複数人で写真をとってアップしたら一人だけ「載せないで」と言ってきた、とか、顔にスタンプをつけたのにそれでも「ダメ」とか。

これは、トラブルを避けるためにはとにかく「事前に確認」「一人でもダメと言ったら載せない」を徹底しましょう。

自分の子ども

よく「自分の子ども」の写真をネット上で公開している人がいます。

周りが注意しても「特にすぐれた容姿でもないから大丈夫。誰にも狙われない」などと答えるようですが、そういう問題ではありません。

その子にしたら「うちの親はネットリテラシーの低い人間です」という張り紙をつけて往来を歩いているのと同じことになるのです。

いますぐやめましょう。

 

まとめ

写真とインターネットの問題は難しいですよね。
誰にでもできる簡単な対策は「まず、すぐアップするのをやめる」です。

リアルタイムに「今」を切り取るのがSNSの醍醐味でもあるでしょうが、そこは我慢して、撮った写真はすべて翌日に公開するようにすれば、考える時間もできますし、それだけで「その場のノリでよけいなものが映っている写真を思わず公開してしまった」という失敗が確実に減ります。

自分も周りの人も嫌な思いをしない写真ライフを楽しみましょう。