離活の計画、準備、離婚までの流れ

生活

離婚を思い立っても、これまでの生活を根底からくつがえすのですから、すぐに実行できないこともありますよね。そんなとき離婚へ向けて着々と準備していくのが「離活」です。

ここでは離活の基本をまとめました。

離婚したくても今すぐできない、というときは計画だけでも立ててみませんか。案外考えるだけで気がすんで、夫とはほどほどの距離を保ちながら暮らしていける、ということもあります。

また、いざ離婚というとき、それまで丁寧に準備してあるのとしていないのとでは、突発的なトラブルへの対処の仕方や心持ちに差がでます。

「離婚と借金は計画的に!」をモットーに無理のないスケジュールを立ててくださいね。

 

離婚の種類

協議離婚・・・最も多い離婚の方法。二人で話し合って、離婚届を市役所に提出します。結婚と同じです。また裁判など起こさなくても離婚に関して弁護士に相談するのはアリです。お金のこと親権のこと、あとあと後悔しないために、不明点のある人は相談しましょう。

 

調停離婚・・・家庭裁判所へ離婚の調停を申し出て成立する離婚です。調停委員が夫婦の言い分を聞き、調査したうえで話し合い、二人が離婚に合意すれば、離婚届を提出します。ここで、合意がなされなければ裁判離婚となります。

裁判離婚・・・協議、調停での離婚が成立しなかった場合離婚訴訟を起こします。離婚するかどうかは裁判所が判決を下すことになります。離婚裁判を起こすためには、不貞を働いた、暴力、3年以上の生死不明、強度の精神病などの法的離婚事由が必要です。

性格の不一致などは認められないのか?と不安になりますが「その他婚姻を継続し難い重大な事由があること」も事由に含まれるので、内容によっては裁判離婚できるかもしれません。

生活費の確保

離婚をするに当たってまず検討することは「離婚後の生活費」です。

夫婦ともに働いていてもともと給料は別々に管理、という家庭以外は、夫婦に収入をそれぞれ計算し直し、一人で生活してけるか検討してみましょう。

子どもがいる場合、夫から養育費をもらえますが、あてにするのは危険です。はじめのうちは払っていてもだんだん払わなくなる男性も多いからです。

財産分与に関しては、まずそのすべてを把握しておきましょう。貯金は当然のこと、保険やローンなども知っておいてください。

今後の生活

生活費が確保できそうなら、どこに住むか(どちらが出ていくか)、家財道具の振り分けなどを考えましょう。

これは相手の意向も聞かなければならないので決定事項にはなりませんが、こちら側の希望としてまとめておきましょう。
子どもがいて、転校させたくないといえば、夫が家を出ていく可能性も高いです。

これまでの家に住み続けることになれば、財産分与でもらえる現金は減るかもしれません。子どもの進学などで近々まとまった現金が必要になる、という場合は注意が必要です。

自分が出ていく場合は、下見がてら不動産仲介店を訪れても良いでしょう。
具体的なイメージがわいて、離婚を思いとどまったり、よけいに離婚への熱意がたかまったりします。

慰謝料について

相手に落ち度、不貞があれば慰謝料を請求できます。

不貞や暴力などの証拠はできるだけ集めておきましょう。ただ無い袖は振れないので、夫が不倫をしていたからといって、その稼ぎから払えないほどの慰謝料を請求することは不可能です。
もともと収入の多いご主人以外の場合は、あまり当てにしないほうが無難です。

 

必要な手続き

お金があって、夫も同意していざ離婚となると、やることは結婚時と一緒です。
婚姻届ではなく離婚届を市役所に提出します。

離婚届には親権を書く欄があるので、お子さんがいる場合は親権をどちらが持つか話し合っておきましょう。

また、離婚しても子どもの姓は夫の姓のままです(婚姻時に夫の姓にした場合)。
親権を母親が持っても、母子で別の姓を名乗ることも可能です。どちらがいいかは子どもの年齢にもよりますね。ある程度話のわかる年齢であれば、本人の希望を尊重してあげましょう。

名義の書き換え

次に、免許証の書き換え、銀行口座、クレジットカード、携帯電話の名義変更を行います。

逆に、離婚しても夫の姓を名乗りたいという場合は離婚時に家庭裁判所に申請すればOKです。

また地方自治体によっては、母子家庭に特別な支援を行っているところもあるので、離婚届提出時に確認してください。

まとめ

結婚するときは、楽しくて苦にならなかった各種手続きも離婚となると煩わしいだけですね。ましてや子どもがいると、さらに手間が増えます。しかしなんといっても「人生の再出発」です。前向きにむかえられるように準備万端で挑みましょう。