はじめての親や親戚の介護に必要なものは?

生活

親や親戚といった親しい高齢者の介護っていつからはじまるのでしょうか?

一般的なのはケガをしたら病気になって、それまで自分一人でできていたことができなくなったとき、認知症になって徘徊や火の不始末などで目が離せなくなったときなどでしょう。

ある日突然「今日から介護!」と言われても困らないように、事前に心構えや準備をしておく必要があります。

今回はそんな「介護のはじめにすること」をまとめました。仕事をしていたり家事育児で誰もが日々忙しくはありますが、だからこそ事前の段取りが肝心です。突然の出来事にうろたえるのでなく、スマートに対処できるように準備しておきましょう。

相談する

介護に関する相談は自治体に窓口があります。市役所等にいってたずねてください。

また、病院には専門の相談員がいます。病気がケガで入院したのが介護スタートのきっかけなら病院で相談すると良いでしょう。

脳梗塞の後遺症で麻痺になる、転んで骨折したなどの場合は、分かりやすいのですが、「最近なんとなく物忘れが多くなった気がする」など認知症の場合、判断が難しいですね。

特に離れて住んでいれば普段の様子が分からないので、「今回は体調不良でたまたま……」などと思ってスルーしてしまいがちです。少しでもおかしいと思ったら遠慮なく外部に相談することをおすすめします。

要介護認定の申請

介護が必要になったら、まず介護保険サービスを受ける申請をします。

介護保険サービスは家族が自治体に「要介護申請」を出し、どの程度の介護・支援が必要かを決定する「要介護認定」を受けてから利用できるようになります

申請には「要介護認定申請書」と「介護保健被保険者証」の2つが必要です。申請書は市役所等自治体の役所でもらえるほか、最近ではWebサイトからダウンロードすることもできます。

要介護の認定

申請書には氏名・住所など個人情報のほか、認定調査を受ける際の立ち合い人、訪問調査の場所や日時、調査に対して伝えておきたいことなどの項目があります。

かかりつけ医は介護の原因となったケガや病気で受診してる主治医を書きます。
ですので主治医の方にもひとこと伝えておきましょう。

認定調査委員がたずねてきて、該当者の心身の状態や日常の生活の様子を聞き取ります。日常生活で困っていることを具体的に伝えましょう。

30日以内に認定結果通知書介護保険被保険者証が送られてきます。

ケアプランの作成

この認定結果をもとにケアマネージャーにケアプランを作成してもらい、介護サービスの利用開始となります。

認定結果は介護を必要とする「要介護1~5段階」、予防的な措置が必要な「要支援1~2段階」、非該当、のいずれかが記載されています。

要介護は、お風呂屋トイレ、食事など日常生活に常に介護が必要な状態で、要支援は、そのままほうっておくと状態が悪化して要介護になるので、予防サービスをうけて症状の悪化を防ぎます。

ケアマネージャーが作成したケアプランを元に、介護サービス提供事業者と契約します。

まとめ

親や親族が遠くに住んでいると、いざというとき保険証一つ探すのにも苦労しそうですよね。普段から必要な書類はどこにあるか確認しておきましょう。

介護サービスの詳しい内容は「介護サービスってどんなもの?種類と利用料」をご覧ください。