老人ホームは種類によって値段が違うの?その費用と内容は?

生活

高齢者の話題になるとよく出てくる「特養」という言葉、意味を知っていますか? 家族や親しい親戚に高齢者がいる場合は、慣れ親しんでいる言葉ですが、そうでなければ「なんのこと?」か分からない、若い世代には縁のない言葉です。

今まで老人ホームとは無縁だと思って聞き流していたら、ある日突然、自分が世話をするべき父母、祖父母が「老人ホームに入りたい」と言いだして慌てて情報収集……なんてこともありますね。

高齢になると友人が入院した、ケガをした、連れ合いを亡くした、という話を聞くたびに不安になって「今後の安心」を求めたがったりします。

忙しいからと放っておかず、元気なうちから資料を集めるなど、一緒に将来について考えてあげましょう。

老人ホームが気になり始めたら

まず書籍、インターネットなどで情報収集します。
しかし本やネットは全国ベースの情報であることが多いので、言葉の意味など大体の内容をつかんだら、次に自治体の福祉課など担当部署で、住んでいる地域に関する情報を入手してください。

次に、希望するサービス内容を検討します。今現在、身の回りのことは自分で着るのか、介護が必要なのか、によって入れる施設も変わってきますし、将来的に介護が必要になったらどうしたいのか、など話し合っておきましょう。

実際に入所を希望する場合は次に、料金やサービスの内容、家族が通いやすい距離にあるか、などをチェックして候補をしぼり、見学に行きます。
体験入所できるところもあるので積極的に利用しましょう。

老人ホームの種類

老人ホームには公的施設と民間施設とがあり、公的施設はさらに介護保険施設と福祉施設に分かれます。

介護保険施設は特別養護老人ホーム(これが特養と呼ばれるものです)、介護老人保健施設、介護医療型医療施設、に分かれます。特別養護老人ホームは要介護度3以上の人しか入ることのできない介護施設で、希望者が多く常に順番待ちの状態です。

福祉施設はケアハウスと養護老人ホームに分かれます。ケアハウスは60歳以上の高齢者が入所できます。

民間の有料老人ホームも、要介護の度合いによって「介護付き有料老人ホーム」「住宅型老人ホーム」などの老人ホームに分かれるほか、健康な人がサービスを受けながら住む「サービス付き高齢者向け住宅」などがあります。グループホームは認知症の高齢者が介護スタッフと共同生活を送るところです。

要介護の度合い、医療行為の有無などで入居できるかどうか決まるほか、介護度がアップしたり医療行為が必要になったら退去しなければならない施設もあります。

費用

同じサービスを受けるなら公的施設の方が安くなります。
要介護3以上で入居できる特別養護老人ホームでも入居一時金はなしで、月額費用は7万~15万円程度です。
さらに収入が少ない場合は軽減措置を受けられます。

一方で民間の有料老人ホームは高額傾向になります。
手厚いサービスをあればあれるほど費用は上がり、上限はないといっていいほどです。ほぼ住宅を新規で購入するのと変らない入居一時金(数百万~数千万)を取るところも多く、月額費用も20万円~40万円、それ以上となります。
何歳まで生きるか分からないので貯金を崩すだけでこういった高額施設に入るのはよほどの資産家でもないかぎりおすすめできません。株、不動産の賃貸料など何らかの不労収入があると良いでしょう。

まとめ

地獄の沙汰も金次第とはよく言ったもので、お金によって老後の受けられるサービスには差があります。

考え出すとお金の面も健康面も不安は尽きませんが、できるだけいつまでも元気で気持ちよく暮らせるように、若いうちから自治体の耳より情報に精通しておき、うけられる補助やサービスの取りこぼしないようにつとめましょう。